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広告主インタビュー  ユニトモワークス株式会社


CMの最大の目的は“思い出づくり” 唯一無二の仲間と起業した「思い」を「証」に

不動産仲介事業を中心に急成長中のスタートアップ企業ユニトモワークスは2024年7月に創業。お笑い芸人・はなわを起用したタクシーCMを展開し、テレビでもTBS特番『SASUKE』で初放送するなど、快進撃を続けている。代表の岡島隆浩氏に広告戦略をお聞きした。
(取材:2025年12月9日)
【 CM INDEX 2026年1月号に掲載された記事をご紹介します。】

インタビュイー
岡島隆浩氏
ユニトモワークス株式会社
代表取締役社長

新卒でユニデン株式会社に入社。不動産事業の立ち上げメンバーとして収益物件・土地の売買から管理・運営まで幅広く担当。その後、住友不動産株式会社で自社オフィスビルのリーシング業務に従事。コロンビアワークス株式会社では土地の仕入れ・企画・リーシング・販売まで一気通貫でプロジェクトを推進。2024年7月、ユニトモワークス株式会社を創業。
「ユニトモワークスのうた(CMver)」篇
はなわが作詞・作曲を手掛けた『ユニトモワークスのうた』を歌い踊るCMで、バックダンサーとして岡島社長と社員が出演した。「♪愛と繋がる ユニトモ 唯一無二だぜ ユニトモ」「♪っていうか この歌 聴いても なんの会社か全くわかんね〜!」といった歌詞でユニトモワークスの社風や思いを表現している。MVでは初詣をする社員や路地で短距離走をする岡島社長など、オフィスを構える新宿二丁目をバックとした映像を中心に展開した。
制作スタッフ
広告会社:アップデート 制作会社:ファイブエス 
CD・企画・コピー:原智史 AD:荻原正樹 プロデューサー:村上隆⾏ PM:奥野寧々/⼩俣元稀 演出:東谷祐介 
撮影:吉⽥貴彦 ヘアメイク:中島彩花/原早織 スタイリスト:森永ゆか 
音楽:小林俊太郎 エディター: 三垣知之 振付:YUKI 曲名:ユニトモワークスのうた 作詞:はなわ/原智史 作曲・歌:はなわ 
出演者:はなわ/ユニトモワークス(岡島隆浩/堀ノ内奨/藤原誠/小川達也/社用車のトゥクトゥク)/signal plusの皆さま

— ユニトモワークス設立の経緯をお聞かせください
 私はもし起業するとしたら40歳を迎える前だと心に決めていたため、ある日何の会社をやるのかを決めずに前職を辞めました。ただ「大切な仲間を幸せにする会社をつくりたい」ということだけは決めていました。それが世の中を良くすることにつながるはずだと。そしてそんな状況で私について来てくれたメンバーとともに39歳11カ月で立ち上げたのがユニトモワークスです。社名の由来は「ユニ=unique=唯一無二」「トモ=friend=仲間」「ワークス=works=仕事・作品」で、「唯一無二の仲間たちと仕事をする」「唯一無二の作品を世の中に残す」という思いを込めました。現在の事業内容は不動産仲介(売買・賃貸)や不動産買取再販事業ですが、それはあくまで手段であり、本質的な目的は仲間を育て、次の世代をより良くすること。一番大事にしているのは全員の成長と「どこでも生きていける力」を育むことです。
— はなわさんを起用したタクシーCMを展開されました
 このCMは新規顧客からの反響や売上の向上を狙ったものではありません。実は「思い出づくり」が最大の目的です(笑)。創業から1年が過ぎたこのタイミングで、仲間の“証”として未来に残る“思い出”を形にしたかったんです。また、このCMが名刺代わりになったり、ちょっと笑ってもらえたりするような“皆さまの記憶に残る”広告になることを目指しました。私たちは「恩、義理、感謝」を大事にしていますので、このCMで感謝の気持ちを伝えられ、それがお世話になった方々への恩返しにもなり、更なる信頼関係強化につながると思いました。加えてまだ2期目である当社への信用向上にもつながりました。
 今回、CMを企画する中で、はなわさんにヒット曲『佐賀県』『埼玉県のうた』につづくような楽曲を制作していただくという提案を即決し、その場でオファーしました。家族愛を大切にされているはなわさんならば、当社の思いを最大限に表現してくださるという確信がありました。完成した『ユニトモワークスのうた』を初めて聴いたときには、耳に残るメロディや、ユニトモワークスをよく体現している歌詞に感動しました。テーマは私たちが日頃大切にしている「唯一無二の愛する仲間と唯一無二の作品を」で、会社の事業説明は一切ありません。「なんの会社か全くわかんね~!」という歌詞には不動産事業に留まらず、これからの未来の可能性を広く持ちたい、社員がやりたい事業を実現させていきたい、という思いや5年後、10年後の私たちへのメッセージも込められています。

個性と才能が集う新宿二丁目から“幸せの輪”を広げたい

 『ユニトモワークスのうた』は単なる社歌ではなく、社内外のつながりを強める歌になるといいなと思っていて、実際カラオケで肩を組んで歌い踊っています(笑)。私を含めCMに出演した社員は全員ダンスの素人なので必死に練習しました。MV撮影は初体験でしたが、終始和やかで笑顔にあふれる現場でした。私が陸上競技のコスチュームで本気で走るシーンで実は肉離れをしてしまいましたが、その瞬間も見事にMVに収め、笑いに変えていただきました(笑)。また本社を構える新宿二丁目で日頃お世話になっているゲイバーのママさんやスタッフの方々もCMに登場しています。私はこの街の個性的な人材や多様性をリスペクトしているので、“我々の思い”や“幸せの輪”をこの地から広げたいという思いがありました。
— CMの反響や今後の展望についてお聞かせください
 一般のお客さまから反響は一切ないのですが(笑)、お付き合いのある不動産業界の方々からの反響は大きかったです。ご無沙汰していた方がCMを見て連絡をくれたり、「俺が見込んだだけのことはある」と褒めてくださったり(笑)、大切なお客さまや仲間たちとの絆を深めることができました。また、そこから商談につながることも多く、CMの開始から半年足らずで業績が前期比で5倍以上に。この勢いでテレビCMにも挑戦したいと思い、TBS特番の『SASUKE』で放送することにしました。起業して間もない私たちがテレビCMを流すのは大きな挑戦です。5年後、10年後、どうなるか未知数だからこそ、今の思いをいつまでも忘れてはいけない。これからも「熱量」と「覚悟」をもって成長していきたいと考えています。
 最後に本プロジェクトに関わっていただいた皆さまに心より御礼申し上げます。おかげで一生思い出に残る唯一無二で最高の作品を世の中に残すことができました。
その月のCM業界の動きをデータとともに紹介する専門誌です。