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CM好感度クロニクル(1992年12月度)


あの時代にヒットしたCMは?懐かしのCM好感度ランキングを振り返ります。

クリスマス・エクスプレスが首位

 CM好感度首位はJR東海『クリスマス・エクスプレス』。山下達郎の『クリスマス・イブ』をBGMに、新幹線で恋人のもとへ向かう吉本多香美が「ち〜ず!」と証明写真機や鏡で笑顔を練習するも、プラットホームで恋人を見つけ涙ぐむ姿に「会えなかった時間を、今夜取り戻したいのです」という語りを重ねた。
 2位と3位にはキリンビールがつけた。『一番搾り』のCMは旅館で黙々と蟹を食べていた緒形拳と男性らがビールの栓を開ける音に驚く様子などを映した。『ラガービール』は松任谷由実の『無限の中の一度』をBGMに、堤真一と高橋里奈がそれぞれ彫刻家とカメラマンを演じるCMで得票した。
順位 企業名『銘柄名』代表作品名(出演者) CM好感度
1 JR東海『クリスマス・エクスプレス』ち~ず篇(吉本多香美) 100P
2 キリンビール『一番搾り』蟹料理篇(緒形拳) 95P
3 キリンビール『ラガービール』一緒に歩く二人篇(堤真一/高橋里奈) 56P
4 エバラ食品『すき焼のたれ』他人の子供に説教篇(秋野暢子) 56P
5 味の素『クノールカップスープ』朝帰り篇(小泉今日子) 54P
6 NEC『バザールでござーる』トロッコ篇(バザール・デ・ゴザール) 54P
7 大正製薬『パブロン』あやとり篇(三田佳子/後藤久美子) 52P
8 エスエス製薬『エスファイトゴールド』団地篇(ビートたけし) 46P
9 味の素『ほんだし』おはようの香り:夜食篇(三田佳子/遠野なぎこ) 44P
10 サントリー『ボス』スケート篇(矢沢永吉) 39P
調査期間:1992年11月21日~12月20日、東京キー5局(好感獲得数:742銘柄)
調査対象:1000人
※銘柄別集計
※同一のCM好感度の場合、CM好感要因15項目の得票数と試用意向度、愛用持続度を総計した「総得点」によってランキングしています。
※企業・銘柄・作品名はCM総合研究所の登録名称であり、正式名称と異なる場合があります。

「CM好感度」は株式会社東京企画の登録商標です。
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