CM総合研究所・東京企画はCM好感度をはじめとするオンエアCMのあらゆる情報を提供しております。

木村拓哉の「金麦CM」が示すタレント起用の深み
東洋経済オンライン 2019年3月25日

1年間に東京キー5局で放送されるテレビCMの数は約1万5000〜1万8000作品にも上る。そのうち、CM総合研究所が実施するCM好感度調査で一般消費者モニターに「好きなCM」としてノーヒントで思い出してもらえるCMは半分にも満たない。

毎月2回実施するCM好感度調査では、1回の調査期間中に放送される約3000作品のCMのうち、モニター1人以上が想起するのは3分の1にあたる800〜900作品で、1人当たりの回答数はわずか2.4作品となる。つまりCMで自社の情報を消費者に深く届けるには、3000作品のうち少なくとも3本の指に入ることが求められるということだ。

【中略】

今期のCM好感度調査で6位にランクインしたのは木村拓哉を新メッセンジャーに起用したサントリービール『金麦』のCMだ。金麦は "幸せな家庭の食卓に最もふさわしい新ジャンル"をコンセプトに2007年に発売され、以来12年間檀れいがCMに出演している。

これまでのCMは、働く男性のために食事や金麦を用意して待つ女性を描いた人気シリーズだったが、共働き世帯が増加し続ける現在のライフスタイルの中で、より共感を得られるよう、中身・パッケージに加えコミュニケーション、プロモーションもすべて刷新したという。

新CMはスーパーマーケットで木村が新しくなった商品の缶を手にしながら、パッケージに書かれた"よりはっきりとした麦のうまみと澄んだ後味"という刷新ポイントを読み上げ、「これ、きんぴらに合うな」と相性のよい料理を想像していると、試食販売員から「あと、アサリバターとか」と声を掛けられるという内容。

「日本の食卓に新発売。」というコピーからは、13年目を迎えるロングセラーブランドである金麦のリニューアルにかける意気込みを感じさせる。

旺盛な出稿を伴うテレビCMに木村が出演するのは久々ということもあり、消費者モニターの感想には「キムタクが出ているだけでインパクトがある。キムタクはすごい」「あの木村拓哉が金麦に!という新しいイメージがつきました」「久しぶりにキムタクのCMを見てやっぱりカッコいいなと思った」「ビールのCMでキムタクというのが新鮮だった」と、木村に注目するコメントが多く書かれた。


【後略】


https://toyokeizai.net/articles/-/272324


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