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ホンダCMが「宗一郎少年」の夢を体現したワケ
2月後期作品別CM好感度ランキング上位30
東洋経済オンライン 2018年3月13日

アメリカの街角、渋滞する交差点に突如現れた小型ジェット機。踊りながらテンポ良く交通整理をしていた警官同様に驚かされた視聴者も多かったのではないだろうか。これは2017年小型ジェット機カテゴリの年間デリバリー数で世界トップに輝くという快挙を成し遂げた『HondaJet』をテーマにした企業CMだ。

KDDI『au』を筆頭に人気タレントが登場する定番シリーズが上位に並ぶ中、2月後期に放送された全3018作品の中でCM好感度トップ30にランクインした。

CMは「Go,Vantage Point.」と題してホンダが昨年7月より展開していた施策の第2弾として2月1日に開始。同社広報部によると「多様化する世の中の価値観を理解するためには相手側に立って相手の想いを想像することが必要。そのためには新しい視点を手に入れられる"見晴らしのいい場所=Vantage Point"へ自分を連れ出すことが大切なのではないか」とのメッセージを込めているという。
自らのコミュニティーの枠を飛び出し、そこから離れることで視野を広げ、柔軟な思考を手に入れる。ダイバーシティーが声高に叫ばれる現代にこそ必要な考え方だ。第1弾では6年半ぶりに国内販売を再開し、復活を遂げた新型『シビック』を題材に据えた。「ティザー」篇では荒野を走る同車の遠景に「ONE OK ROCK」「Go,Vantage Point.」のコピーと「見晴らしのいい場所へ」というナレーションがかかるだけのシンプルな構成だった。

続篇もガソリンスタンドや市街地に車を走らせるロックバンド・ONE OK ROCKのメンバーの姿に同様のフレーズを重ねるのみ。

彼らと映画監督・庵野秀明それぞれが"見晴らしのいい場所"を目指す5作目(本篇)で初めてそのメッセージの真意が明かされるわけだが、調査モニターの感想を確認すると「ワンオクのタカがかっこ良かった。曲も良かった」「ONE OK ROCK最高!!」「庵野監督がCMに出るなんてびっくり」など、出演者や音楽に意識が向いた内容が目立った。

一方、今回の主役は完全にHondaJetである。自動車にとどまらない"製品の多様性・モビリティの可能性への挑戦"という価値を表現するうえで象徴的な製品だったという。

【後略】


https://toyokeizai.net/articles/-/211718


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