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「どん兵衛」と湖池屋のCMが心をつかんだ理由
2017年は消費者を動かしたCMが多かった
東洋経済オンライン 2017年12月29日

2017年がまもなく幕を閉じる。年末になると、今年1年を振り返るまとめのニュースが話題となる。「ユーキャン新語・流行語大賞」に選ばれたのは森友学園問題で話題になった「忖度(そんたく)」と、" Instagram "に投稿するために写真にこだわる「インスタ映え」。北朝鮮のミサイル発射で「Jアラート」が発令され、今年の漢字は、「北」になった。
 さて、CMはどうだったのだろうか。CM総合研究所が1年間のCMの総まとめとして毎年開催している「BRAND OF THE YEAR」から振り返ってみよう。

中略

 まずは日清食品の『日清のどん兵衛』。41年目を迎えたロングセラーブランドであるが、和風どんぶりのジャンルは若者からは「上の世代の食べ物」という印象をもたれがちだ。そのイメージを一新しようと、「どん兵衛を食べる男」星野源ときつねうどんの化身「どんぎつね」役の吉岡里帆が演じる不思議なストーリーの新シリーズに挑戦したという。
 立ち上げのWeb施策や、同じ「きつね」つながりで実現したアニメ『けものフレンズ』とのコラボなど、ユニークで新しいことに挑戦する日清食品らしさを感じられる展開でヒットとなった。
 日清食品ホールディングスの執行役員宣伝部長の鈴木均氏は「CMの世界観を生かし、テレビCMだけでなく紙媒体やインターネットの広告やネットニュースに取り上げられ、多様なメディア展開を実現した。結果として戦略ターゲットに据えた高校生・大学生の若者の喫食率が男女で大きく増加した」とその効果を解説した。
 もうひとつは、2017年2月に新発売した湖池屋の「KOIKEYA PRIDE POTATO」。
 湖池屋マーケティング本部マーケティング部 部長の柴田大祐氏は「この1発のCMに湖池屋の社運を懸けた。社員一同やってよかったと考えている」と当時の決意を語った。老舗企業である「湖池屋」の企業ブランドや商品の価値を再発見し、それを思い切ったCM表現で具現化し、リブランディングに見事に成功したCM展開であった。

後略

http://toyokeizai.net/articles/-/202952


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